ちょっと便秘気味

すごい食欲と、快便なのがとりえの赤ちゃんだが、どうも便秘気味らしい。
といっても日に一回は排便しているけれど、あの飲みっぷりからすると全然足りない。

やっと入稿がのってきた。
締め切りを一週間も過ぎているのに…
入稿してからお風呂入ろうか、お風呂入ってから入稿しようか、目下思案中。

今日は、白夜行を見た。
感慨深い。
雪穂の言動に最近嫌悪感を覚えるが、私、こんな時期あったなあ。
笑い飛ばせる日なんて、来ると思えなかった。
思ったことを口にできることの幸せに気づかないほど幸せな人を、うらやんだこともあった。というより、ちっとも理解ができなかった、というほうが正解か。
私、いい子でいたかった。
にこにこしてた。
なんだかすごく傷ついていた。
傷ついたこの気持ちは、癒えることなんかないと思っていたし、この気持ちになったことがあるというだけで、一生何事もなかったかのように平和な気持ちで過ごせる日が来るなんて思えなかった。
でも、その気持ちも、いつしか曖昧になってしまって…
それが傷がい癒えるってことなんだろうけれど。
今となっては、何にあんなに病んでいたのか、それすら覚束ない。
白夜行を見ていると、なんだか引き戻されそうで怖くなる。
閉じていた傷口が、また開いてしまいそうで…。

赤ちゃんには、すくすく育って欲しいと思う。
まっすぐで正直で、健全でいて欲しいと思う。
だけど、だまされる人やお人よしになって欲しくはない。
美しいものだけ目にして欲しい。
思ったようには育ってくれないものなのかなあ。

自分が親になる日がくるなんて、怖くて考えたくなかった。
親と同じような過ちを犯してしまいそうでこわかった。
親の過ちといったって、こんな子供を産み落とし、厳しく接し、ある意味甘やかし、歪んだ性格に育ててしまうこと。
でも、それが怖かった。
だけど…。
今は、守るものができてしまったことに、恐れを感じる。
この子を失ってしまいたくないという気持ち。
病気で、災害で、事故で、ふと目の前からいなくなってしまったら…
そして、目の前から巣立ってしまったら…
その喪失感を、私はどのように乗り越えるのだろう。
無駄な心配をどんどんするのは、本当に私の悪い癖だ。