出発なのに

早朝から編集部へ。
荷物があるが、空港まではカメラマンの車で出かけるため、今日は電車か…タクシー。
だけど、迷わずタクシー。
「都内なんですが」
と、伝え、編集部へ。
今日の運転手さんはいい人そう。
「こないだ、大変だったんですよ、麻布十番がわからない方で」
なんて、自分から話しかけてみると、「それ47号車じゃなかったですか?」
どうやら無線で私たちとのやりとりを聞いていたらしい。
私の名前を聞いていたから、もしかすると、今度はその人が来てくれるかもしれない。

入稿して、コンテ書いて、できればレイアウトを作って出かけたい。
なんだけど、入稿にすらてこずる。
途中でカメラマンから連絡が入る。
どうやら早く出なきゃいけないらしい。
これでレイアウト出しは不可能に…要素だけまとめて、編集者にたくさなければならなくなった。
残念。
12時すぎにカメラマンが編集部に到着。
成田への道中、ずっと話していたが、途中で急激に具合が悪くなる。
どうしよう…
カメラマンさんの車で戻すわけにはいかない!と、急遽寝ることに。
しょうがないよね。

サンパーキングに着いても、しばらくはめまいが直らなかった。
低血糖の症状のようだ。

なんとかして、バスで空港へ。
読者モデルの恭子ちゃんと合流する。
出発まで、1時間半遅れる。
JALはずいぶん混んでいる。
空席は…私の隣だけ、という勢い。
何回も目覚めつつ、デンパサール着。
コーディネーターの貴子さんと落ち合う。
途中で屋台風のお店と、コンビニに立ち寄り、プリウランダリへ。
なんだか、ステキなヴィラだ。
よくわからないけれど、ヤモリの泣き声がする。
だんだん泣き声が近くなってくる。
が、だんだん眠りも深くなっていった。