恥ずかしながら…

まだ入稿中。
編集にかかわる、一連の作業の中で、いちばん得意としているのが原稿という気がしているけれど、ここまで遅いと、はて、いかがなものだろうか。
与えられるものをなんとか料理するのが好きだから、プランは苦手、
絵を書くのが苦手だから、コンテは苦手、
撮影は比較的好きだけど、その前段階の詰めが甘いから、うまくいかないことも多いし、スタッフやモデルと和まないことも多いし、
コンテがあいまいで、レイアウトにも悩むことも多い。
ただ、校了はそんなにきらいじゃないけれど、
「これくらいの校了、パパッと2時間くらいで終わらせてくれないと!」とキレられたことがあるので、おそらくこれも早いほうではないだろう。
そんな苦手だらけの作業の中で、唯一がんばれば、それなりのものをあげられるという自信があるのが原稿なのかもしれない。
が、「時間をかければ、カメラマンだってもっといい写真が撮れるだろうし、
デザイナーだって、もっといいレイアウトをあげられるだろうし、
時間をかけていい原稿書くのなんて、あたりまえじゃない! 先生じゃないんだから」
といわれたことがあるから、きっとそうなんだろう。

いつか、
「この仕事なら、このクオリティでOKでしょ」なんて、
投げられる日がくるんだろうか。
うーん。

本当、仕事をくれる人、どうもありがとうございます、って、つくづく思う。