お通夜

C誌のレイアウトチェックのあと、写真をスキャンして、デザイナーに送る。
デザイナー宅が茅ヶ崎のため、バイク便を飛ばせないのだ。
今日、起きたときから体がバリバリ。
肩こりかなー、風邪かなー、いや。
なんだか危険な感じ。
どう考えても普通じゃない。
マッサージじゃなく、鍼って感じ。
出張なのに…いけるんだろうか。

おととい、学生時代に所属していたサークルの友人からメールがあった。
先輩のお父様が、登山中に心筋梗塞で急逝されたとのこと。
まだ66歳だそうだ。
築地の本願寺はそう遠くないので、出かけることにする。
出入りしている編集部に、当時の先輩がいるので、一緒に向かった。
その後、その場で一緒になったサークルの先輩方と、銀座の響で軽く飲んだ。
みんな、あきれるほどに変わらない。
太った、老けた、そんな印象を誰からも受けない。
なぜだろう。
きっと、みなそれぞれに、生き生きと日々過ごしているからに違いない。
電通で「パッソ」「FINO」「アミノ式」など、数々のヒット作を飛ばしている本間さんにも久々に会った。
「今までは自分の変な部分を出してきたけど、ステキな部分、大人になった部分を生かした作品を作っていきたい」とおっしゃっていた。
うーん、輝いている。
今は、体を壊して仕事を控えているらしいけれど、待たれているのって、いいなあと思う。
私は輝けているだろうか。